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指導者の素顔

プロフィール
氏名: 近藤 憲明
生年月日: 昭和46年10月17日
出身地: 福井県敦賀市
学歴: 1990年 敦賀高校普通科卒業
1994年 福井大学教育学部小学校教員養成課程卒業
資格: 小学校教諭一種免許状

中学校教諭一種免許状(数学)

高等学校教諭一種免許状(数学)

経歴: 1994年~1996年 非常勤講師として,粟野南小学校,中央小学校,

         敦賀北小学校,中郷小学校,気比中学校 勤務

1997年~2018年 常勤講師として, 英研ゼミナール中央教室 勤務
2019年~    まなびやOCT(おくと) 開塾

 

①大切にしている言葉

 「駑馬十駕」。これは荀子という人の「驥は一日にして千里なるも,駑馬も十駕すれば之に及ぶ」という言葉からきています。

 これを訳せば,「名馬は一日でたくさんの距離を走ることができる。でも,能力の低い馬でも,あきらめずに,こつこつ走っていけば,そこにたどりつくことができますよ」となります。つまり,「凡人でも努力し続ければ,優れた人物に追いつくことができる」ということです。私自身,まだまだ努力しないといけないことだらけの凡人ですが,皆さんと一緒に駆け続けたいと思っています。

 

②学習塾講師の魅力

「どう教えたら理解できるかな?」「こうすれば分かりやすいかな?」そんなことを考えるのは当然ことで,『わかった』,『できた』を増やしていくことは生涯の目標です。

小学生から高校生まで一貫して指導し続けられるというのは,稀有な経験です。これまでの職場でも,「泣き虫」だったお子さんが,私の一言をきっかけにして皆の「リーダー」的立場に変わっていったり,常に手でノート等を隠し間違いを人の目から隠そうとしていたお子さんが,「これはこうして解けばいいって言ってたやん」と私の言葉を受け売りに友だちに解き方を教えていたり,いつも無口で黙々と勉強している子が親にも秘密にしていることを打ち明けてきたり,…数えればキリがありませんが,生徒一人ひとりの心のどこかに私の存在が役立ったのだなと感じることが多々ありました。

こうした瞬間に立ち会える喜びこそが,私のやりがいであり,魅力に感じている部分なのです。

 

③「まなびや OCT(おくと)」の由来

「OCT」は,ラテン語で数字の8を意味します。この数は,中学時代からの私のラッキーナンバー。

小学校6年生の頃,私は今と変わらぬ体型で,走るといつもクラスの下位3人衆の一人でした。それが何を思ったか,中学校でハンドボール部に入ってしまったのです。当然,練習前のランニングはいつも最後。罰として毎日何十週も校庭を走らされたものでした。ボールに触ることもできず,毎日走るだけの日々に,何度部活を辞めようと思ったことでしょう。しかし,先生に支えられ,親に支えられ,友に支えられ,どうにかこうにか続いた部活で手にしたのが「8」の背番号のついたユニフォームでした。それを手渡される際,こう言われました。「お前は誰よりも多く走らされたが,耐えきった。まさに我が部のエイトマン(知らない人はググってみよう)だ。しかもサイドだからシュートを打てば,その力は∞(無限大)になるだろう。」と。運動が苦手だった私にとって,努力が実り,喜びを感じた瞬間でした。

これから,我がまなびやで,皆さんと一緒に勉強しながら,皆さんの努力が結実する瞬間に,無限に立ち会っていけますようにと,願いを込めています。そして末広がりの「八」でもありますから,皆さんが末広がりに才能を開花させていって欲しいという願いも込められているのです。

 

④趣味

読書とDVD(映画)鑑賞。

読書は史書や歴史小説が好きですが,ラノベや漫画もどんとこい!「ラノベなんて本じゃない!」,「漫画は悪だ!」などと頭から決めつけることはしません。批判するなら読んでから,というのが私の考えです。そもそも,中国古典の「西遊記」や「水滸伝」,「封神演義」なんて,今から700年以上昔に書かれた,ライトノベルそのものではありませんか。漫画も「こち亀」や「美味しんぼ」などは,きっちり読めば,1冊読むのに1時間かかりますし,「スーパードクターK」シリーズや「コウノドリ」,「ブラックジャック」などからいろいろな社会問題を知ることもできます。「キン肉マン」で友情パワーを,「北斗の拳」で歪んだ愛の深さを学んだ保護者の方も多いのではないでしょうか。

映画は字幕派。サウンドオブミュージック等のミュージカル系や,感動系のものが好きです。強面なので,密かに家で見て涙を流します。涙は心の汗とつぶやきながら・・・。

落語も好きです。「堪忍のなる堪忍は誰もする。ならぬ堪忍,するが堪忍。堪忍の袋を常に掛け通し,破れたら縫え,破れたら縫え。」これを面白おかしく言い間違えながらも人に教えようとする「天災」。落語家の言葉を操る妙にあこがれます。が,授業でその語り口だと話が長くなりすぎて,生徒もオチつきません。おあとがよろしいようで。

☆OCTを支える講師陣☆

内田 賢孝 九鬼一夫

 小説『坂の上の雲』に、次のような言葉が出てきます。

『決断は一瞬じゃが、正しい決断を求めるならその準備には何年、何十年とかかろう。』

準備の大切さを説いた言葉で、ビジネスの世界でも『段取り8分、仕事2分』という言葉があります。
受験というと結果も大切ですが、人生において割と早い段階の試練であると考えれば、きちんと準備できる人間になることがより重要なのではないでしょうか。目先の楽しみにとらわれず自己管理がきちんとできる人間になれば、受験でたとえ思うような結果が出なかったとしても、その後の長い人生に大きな財産を残すでしょう。

努力して結果が出ると、自信になる。 努力せず結果が出ると、傲りになる。 努力せず結果も出ないと、後悔が残る。 努力して結果が出ないとしても、経験が残る。

教えられることについて,なぜだろう,どうしてそうなるのだろうと考えることは大切です。昔から「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」と言います。分からないことは遠慮なく質問してください。
また,教室では答えが間違っても大丈夫です。誰かの間違いは,他の人が学ぶ貴重な機会になります。それは集団学習の利点でもあります。失敗から人生の教訓を学ぶこともあります。失敗をおそれず,伸び伸びと学習していただきたいと思います。