2018.12.28 大学入試センターから発表された,『「大学入試英語成績提供システム」の概要』 によると,英語に関して以下のような流れになるようです。
2019年4月時点で,高校2年生になる生徒の場合
STEP.1
共通IDを取得する
2019年11月頃 在籍する高校で申込書を取りまとめ,在学証明書を添えて一括して申し込みを行う。
受験生は申込書を書くだけ。費用の徴収は行わない予定とのこと。
ここでは,受検する英語資格・検定試験及び実施回等を決める必要はない。
共通IDと重複する項目については,大学入試共通テストの志願票への記入を省略できるように検討
受験生は申込書を書くだけ。費用の徴収は行わない予定とのこと。
ここでは,受検する英語資格・検定試験及び実施回等を決める必要はない。
共通IDと重複する項目については,大学入試共通テストの志願票への記入を省略できるように検討
STEP.2
共通IDの発行
2019年12月~2020年1月頃 共通IDが発行される(有効期限は2年間)
このシステムの都合上,今年,高3の生徒も共通IDの取得をする
このシステムの都合上,今年,高3の生徒も共通IDの取得をする
STEP.3
共通IDの利用
2020年4月~12月までの期間で受験生が「このテストにしよう!」と決めた検定に申し込む際に,共通IDを記入する。
☆2回とも同種の試験でもよいし,1回ずつ異なる種類の試験を受検してもよい
☆受け終わって結果を見てから選ぶことはできない ⇒ こちらで懸念していた状態にはならなくなりました。
☆受検後に出来が悪かったからといって取り消すこともできない
☆仮に3回以上共通IDを記入して検定試験を受検した場合は,実施日が早い順の2件が対象件数となる。
☆2回とも同種の試験でもよいし,1回ずつ異なる種類の試験を受検してもよい
☆受け終わって結果を見てから選ぶことはできない ⇒ こちらで懸念していた状態にはならなくなりました。
☆受検後に出来が悪かったからといって取り消すこともできない
☆仮に3回以上共通IDを記入して検定試験を受検した場合は,実施日が早い順の2件が対象件数となる。
例1)検定試験の途中で猛烈に腹が痛くなって,途中退席し,全部を受けることができなかった場合・・・対象件数となり,その成績が送られる。
例2)自然災害,公共交通機関の停止等により試験が中止されるといった,試験自体が成立しなかった場合・・・対象件数とならない。
例3)試験の全部を受検しなかった場合・・・対象件数とならない。 ⇔検定日直前になって勉強不足だから今回はなし!とサボればカウントされないということだろうか?
受験する大学や各種検定から発信される情報をこまめにチェックしよう
大学入試センターは,大学への成績提供時期を複数回設定する予定
というのは,総合型選抜(9月以降に実施),学校推薦型選抜(11月以降に実施)での利用も考えられるから。
したがって,各試験実施主体(英検やGTECなど認定された各種団体)は,
実施するどの資格・検定試験が,いつの回の成績提供に間に合うか(利用可能であるか)をあらかじめ受検生等に対し,明示しなくてはならなくなります。
また,各大学も有効となる資格・検定試験の対象範囲を受験生に明示することが必要になります。
逆に,これを見逃すと,総合型選抜,学校推薦型選抜の受験が失格になったということもあり得るのです。
STEP.4
試験実施主体から大学入試センターへの成績の送付
試験実施主体(英検やGTECなど認定された各種団体)から大学入試センターへ
①スコア
②CEFRの段階別表示
③合否(判定している場合)
が電子データにより送られる。
①スコア
②CEFRの段階別表示
③合否(判定している場合)
が電子データにより送られる。
STEP.5
大学入試センターから大学への成績提供
一般入試の場合は,このようにして集められた成績と共通テストの成績が各大学に送られる。
[…] ③の懸念は無くなりました(こちらでご確認ください) ③『大学入試英語成績提供システム』に使える民間認定試験の受験回数 「事前に申請した2回までの試験得点と,CEFR6段階評 […]