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復習の仕方を考える① ~ ターゲットをしぼろう ~

何かなの図

復習といえば・・・。
中学2年生から中学3年生になる間の春休みや高校2年生の夏休み(遅い人は高3の春)になると,受験の意識も高まり,これまで学習した内容の復習に取り組み始める生徒の姿が見受けられます。
その様子を見ていると,ほぼ2タイプに分けることができます。

一つは,教科書の最初のページから丁寧にノートにまとめ直していくタイプ,もう一つは,いろいろな問題を解き散らかしていくタイプです。

どちらの方が伸びると思います?
実は,いろいろな問題を解き散らかしていくタイプ一部だけが,伸びるケースが多いのです。
何故こんな結果になるのでしょう?

なぜならば・・・
『教科書の最初のページから丁寧にノートにまとめ直していく』やり方は,数ヶ月もてばいい方で,早いとその日のうちに挫折します。それはそうでしょう,これまで2年かけて習った内容を1からまとめ直すということは,今の学習と同時進行で進めなくてはいけないのですから,考えをまとめるのが得意な人でも,これまでの3倍以上の勉強時間が少なくとも毎日必要になります。先の見えない徒労感に押しつぶされてしまうのは,言うまでもないでしょう。

では,『いろいろな問題を解き散らかしていくタイプ』はどうでしょうか。このタイプの人たちは,更に2グループに分類可能です。 一つは,学校や塾で用意したプリントを貰いまくる間に,だんだん目的がプリントを収集することに変化し,気付いたときには大量に溜まった白紙のプリントだけが残る,コレクターグループ。そして,もう一つは,自分の解けない範囲,単元の問題だけを数多く解きながら理解を深める職人グループ。どちらが伸びるかは,想像に難くないところです。

のりティー

ただ,私が思うのは,そこに『出題傾向の分析』も加えて欲しいということなのです。
例えば,中学校の数学で学診・入試対策をするとき,普段の確認テストで40点を切る生徒には基礎計算問題を中心に,それ以外の生徒には方程式,関数,証明に絞った良問演習を中心に指導しています。なぜ,そのような偏った指導をするのか?
パレートの法則
イタリアの経済学者パレートさんが発見した法則で,別名『2:8の法則』とも言われます。
彼が見つけたのは,「全体の2割程度の高額所得者が社会全体の所得の約8割を占める」という法則なのですが,現在では,ほかのさまざまな現象にも適用できると考えられています。
もちろん,勉強にも適用できます。
2割の重要な単元・範囲の復習をし,そこを確実に習得すれば,それが80点超えという結果につながる礎となるのです。

だったら皆さんはどうすべきか?
まずは,『出題傾向を分析』し,よく出ている問題を知ることです。
そして,その出題範囲の中で自分が苦手とする問題を集中的に復習すること。
たったこれだけで80点が目指せる勉強になるのです。
ここで「あれっ?」と気付きませんか?
これって,先だって紹介した,職人グループの勉強方法そのものですよね。
つまり,理にかなった勉強をしなければ伸びないと言うことなのです。

のりティー

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